川崎市の心理カウンセリングルーム

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Dear Myself

逆説の十ヶ条 -The Paradoxical Commandments-

人は不合理で、分らず屋で、我侭な存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
People are illogical, unreasonable, and self-centered.
Love them anyway.

何か良い事をすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良い事をしなさい。
If you do good, people will accuse you of selfish ulterior motives.
Do good anyway.

成功すれば、嘘の友達と本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
If you are successful, you will win false friends and true enemies.
Succeed anyway.

今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良い事をしなさい。

The good you do today will be forgotten tomorrow.
Do good anyway.

正直で素直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。

Honesty and frankness make you vulnerable.
Be honesty and frank anyway.

最大の考えを持った最も大きな男女は、最小の心を持った最も小さな男女によって打ち落とされるかもしれない。
それでもなお、大きな考えを持ちなさい。

The biggest men and women with the biggest ideas can be shot down by the smallest men and women with the smallest minds.
Think big anyway.

人は弱者をひいきにするが、強者の後にしか付いていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。

People favor underdogs but follow only top dogs.
Fight for a few underdogs anyway.

何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築き上げなさい。

What you spend years building may be destroyed overnight.
Build anyway.

人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。

People really need help but may attack you if you do help them.
Help people anyway.

世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

Give the world the best you have and you’ll get kicked in the teeth.
Give the world the best you have anyway.

Addressed by Dr Kent M. Keith in 1968、 renewed 2001
訳:大内 博


リーダーシップ

『逆説の十ヶ条』は1968年にケントM.キース氏によって語られました。当時19歳のキースはハーバード大学に在学中、高校生へ向けたリーダーシップの為の講演でよくこの条約を用いりました。

世の中には何が正しいことで何がそうでないのか迷うときがあると思います。また自分自身の行為に自信が持てないこともあるかもしれません。周りの評価や態度が気になったり、世間体を考えすぎてしますとうまく表現することが困難な場合も有ります。

そんな迷うときにどうすれば良いのか!この『逆説の十か条』は、大切にしている志、必要としている想い、重要としている信念そのものを貫き通すことを促しています。
「周りに振り回されることなく自分を信じぬく」こんな要素が必要なのかもしれませんね。


逆説の十ヶ条の経緯

『逆説の十ヶ条』は1968年にケントM.キース氏によって語られましたが、この時点ではまだ広く世に知れ渡ることはありません。あくまでも高校生へ向けた講義でしたので、本などの媒体に残ってはいなかったのです。

『逆説の十ヶ条』が世に広まったのは1996年以降、博愛の精神に満ちたマザー・テレサがきっかけです。およそ28年の歳月を経た『逆説の十ヶ条』は少し複雑な過程で広がりました。

インドのコルカッタ(カルカッタ)にマザー・テレサの建てた「シュシュババン(孤児の家)」があります。マザー・テレサの亡くなった1996年、そこの建物から『Anyway』と看板に書かれたものが発見されました。

この時点で『Anyway』はマザー・テレサによって書き記されたオリジナルの言葉としてネットや口伝や写しで世界中に広まりました。しかし後に、当時ケントM.キースの講演を覚えていた生徒から噂が広まり、ケントM.キースの『逆説の十か条』をオマージュした文章だと認識されるようになったのです。
彼女自身どこから『逆説の十か条』を受けたかは明らかではありませんが、結果的にケントM.キースの言葉に感銘を受けたマザー・テレサが少し形を変え世界に広げたのです。

そして現在、ケントM.キースの『逆説の十か条』とマザー・テレサの『Anyway』は共に多くの言語に訳され親しまれるようになっています。


マザー・テレサによる言葉

尚、マザー・テレサによって書き記されたAnywayも掲載させて頂きます。

マザー・テレサの書かれた文章は、幾つもの文献に紹介されていて、どれがオリジナルなのかは不明です。
(現物の写真か何かがあれば良いのですが、、、)

そこで有力な二つの文章を紹介させて頂きます。
二つの文章に関しては表現が若干異なるだけで、内容は同じことを伝えています。
なので日本語訳は抜粋させて頂きます。

Kent M. KeithのHPより


ANYWAY

People are unreasonable, illogical, and self-centered,
LOVE THEM ANYWAY

If you do good, people will accuse you of selfish, ulterior motives,
Do GOOD ANYWAY

If you are successful, you win false friends and true enemies,
SUCCEED ANYWAY

The good you do will be forgotten tomorrow,
DO GOOD ANYWAY

Honesty and frankness make you vulnerable,
BE HONESTY AND FRANK ANYWAY

What you spend years building may be destroyed overnight,
BUILD ANYWAY

People really need help but may attack you if you help them,
HELP PEOPLE ANYWAY

Give the world the best you have and you’ll get kicked in the teeth.
GIVE THE WORLD THE BEST YOU HAVE ANYWAY.

こちらは十か条の内6つ目と7つ目が抜けた8つで編成されています
1955年に発行された著者ルシンダ・ヴァーディによる著書”A Simple Path”(マザー・テレサ語る)の中で紹介されています。この著書はマザー・テレサの生前の著書であり出版前に彼女の目にも触れたものなので信頼性はあるはずです。


Anyway

People are unreasonable, illogical, and self-centered
…love them anyway.

If you do good, people will accuse you of selfish, ulterior motives
…do good anyway.

If you are successful, you will win some false friends and some true enemies
…be successful anyway.

The good you to today, people will often forget tomorrow
…do good anyway.

Honest and frankness will make you vulnerable
…be honest and frank anyway.

People love underdogs but follow only top dogs
…follow some underdogs anyway.

What you spend years building may be destroyed overnight
…building anyway.

People really need help but may attack you if you try to help
…help people anyway.

If you give the world the best you have, you may get kicked in the teeth
…give the world the best you have
…ANYWAY.

こちらは十か条の内6つ目が抜けた9つで編成されています。
この文はマザー・テレサの葬式にも参加したほどのロバート・スカラーの著書”Turning Hurts into Halos”で紹介されています。実際に彼が葬式の時孤児の家の中で見たものとして取り入れられています。
特に7つ目の「Fight(戦う)」が「follow(追随する≒助ける)」と変化させられているのが彼女らしい表現だと思います。


真実とは

面白いことで『リーダーシップの為の条約』として読むのと、『博愛の精神に満ちた条約』として読むのとでは受け取り方が多く変化します。
何を言うかも大切ですが、誰が言ったのかも重要なんですね。

日本語訳も多くのパターンがあったのでここでは割愛させていただきました。文の構成は少し違うものの、内容は同じことを言っています。何れにせよ伝えたい事に大差はありません。

何が真実かはインドのカルカッタにある孤児の家の中にありそうです。

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